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【初心者必見】Illustratorの使い方のコツを紹介します!
こんにちは、イデアックスの「N」です。
Illustratorを使い始めた方向けに、Illustratorを使う際のコツを紹介したいと思います。
コツを理解してIllustratorを使うと、生産性が向上します。是非読んでみてください。
この記事でわかること
・Illustratorを使う際のコツ
複数のIllustratorデータを用いて作業する
1つのIllustratorデータで作業を進めていくと、下記のような問題に直面します。
Illustratorデータがすぐに大きくなってしまう
デザイン作業を行うと必然的に画像データを多く使用することになります。画像はデータ量が大きいため、多くの画像を使用するとIllustratorのデータが大きくなってしまいます。
Illustratorのデータ量が大きくなるとファイルが開くまでに時間がかかったり、作業中にIllustratorがフリーズしてしまったりします。
Illustratorのデータ量が大きくなると、、、
・Illustratorデータを開くまでに時間がかかってしまう
・作業中にIllustratorがフリーズしてしまう
そうなると作業がスムーズに行うことができません。
その状態を回避するためにも、一つのIllustratorファイルで一つの作品を作成するのではなく、複数のIllustratorファイルで一つの作品を作成することを心がけてください。
例えばパンフレットやwebデザインを作成する場合は、全体の1/3を一つのIllustratorデータで作成するというイメージです。
このようにIllustratorのデータを分割することでフリーズなどを回避することが出来、結果的に作業スピードが高まります。
Illustratorのデータ量を小さくするには?
Illustratorのデータを分割する
ショートカットキーを駆使して作業スピードを向上させる
Illustratorはマウスを使うことが多いと思いますが、ショートカットキーも利用することをお勧めします。そのほうが作業スピードが高まるからです。
保存やアウトライン化はもちろん、重ね順やカーニングなどもショートカットキーがあるので、是非使用してみてください。
・⌘ + shift + S 別名保存
・⌘ + O ファイルを開く
・⌘ + P 印刷
・⌘ + W ファイルを閉じる
・⌘ + A 全てを選択する
・⌘ + shift + O アウトライン化
・⌘ + G グループ化
・⌘ + shift + G グループ化解除
・⌘ + [ 重ね順前面へ
・⌘ + ] 重ね順背面へ
・⌘ + L 新規レイヤー作成
・option + ←or→ カーニング
上記はあくまで一部です。他にもたくさんあるので調べてみてください!
Illustratorのスクリプト機能を使う
スクリプトとは、Illustratorの拡張機能のことで、スクリプトを使用することでIllustratorの機能を追加することが出来ます。
有名なスクリプトは、「テキストばらし」「テキスト連結」「画像サイズの統一」です。
テキストばらしは、Illustratorで作成した文章(改行されているもの)を、各改行ごとにバラバラにすることができる拡張機能です。
テキスト連結は、テキストばらしの逆で独立している文章を一つのまとまりにすることができる機能です。
画像サイズの統一は、複数の画像を指定のサイズに統一することができる機能です。
スクリプトを追加することでIllustratorの作業スピードが向上されます。
スクリプトを使用するには、各スクリプトが記載されているJavaScriptファイルを入手する必要があります。
こちらのサイトは様々なスクリプトのJavaScriptファイルをダウンロードすることが出来ます。是非参考にしてください。
ダウンロードしたフォルダの中の「.jsx」という拡張子のファイルを使用します。
このファイルを「アプリケーション」→「Adobe Illustrator 2〇〇〇」→「Presets」→「ja_JP」→「スクリプト」に配置してください。
アプリケーション
↓
Adobe Illustrator 2〇〇〇
↓
Presets
↓
ja_JP
↓
スクリプト
上記の階層にJavaScriptのファイルを入れたら準備完了です。再度Illustratorを開いてください。
Illustratorの「ファイル」→「スクリプト」→「その他のスクリプト」で先程スクリプトに入れたファイルを選択すると、そのスクリプト機能を使用することが出来ます。
ファイル
↓
スクリプト
↓
その他のスクリプト
↓
スクリプトファイルを選択
作業日ごとにファイルを保存する
Illustratorでデザイン作業をする場合は、作業日ごとにデータを別名保存することをお勧めします。
デザイン作業を行なっていると、やはり修正前のデザインが良いというクライアントが稀にいます。その際過去のデータを別で保存していればすぐに渡すことが出来ます。
Illustratorは上書き保存すると過去の保存データが消えてしまいます。そのため作業日ごとに保存しておくことで、過去のデータをいつでも取り出せるようにしておきましょう。
最後に
初心者にとってIllustratorは最初こそ難しく感じるかと思いますが、コツを知ることで作業がスムーズになります。
上記の内容を踏まえて作業してみてください。
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